銀英伝DVDの再鑑賞も、100話まで来てやっと終わりそう。
とはいえ、外伝が55話あるので、まだ3分の2のなんだけど。

嫁さんをはまらせようと画策し、第1話を見せたものの、少々難しそうな印象があったようだ。
実際にはまっている女性の大多数は、政治的思想とか理解した上で、はまっているわけではなく、登場人物の魅力(いわゆるキャラ萌えみたいなもんか)が理由になっていると思われるので、そっち方面から攻めていったほうがいいと思うんだけど。

そういや、おたけさんの彼女はどうやってはまったんだろうか。
日頃読んでいる漫画を、出張中は全然読めなかった。
アフタヌーンだけは嫁さんに頼んで買っておいてもらったけど、そうじゃないやつは単行本になったときにまとめて読むしかなさそう。
あっちでも売っているところを見たことはあるんだけど、大方5割増の価格設定になっているし、立ち読みできないので結局読めず。

で、帰国直後にアフタヌーンは4月号を読んで、今日5月号を読んでいる。
続けて2ヶ月分読むとちょっと得した気分。
今日と明日は代休消化のためお休み。
土日を合わせればなんと4連休という夢のコンボなのだが、それでもまだ5日分も代休が余っているのだから信じられない。

とりあえずDS入り3回目のMO。
3回やって《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》を2回初手でピック。
チケットとトレードすればほぼ1回分タダになるのが嬉しい。
さしずめ1プレイサービス券みたいなものだ。

私はMOじゃ構築やらないので、トレードに出すつもりだけど実際のカード(オンラインじゃないっていう意味)では1枚も持っていないんだよなあ…。
出張している間にシングル価格は暴騰していたわけで、今更金銭でどうこうしようという気にもなれないし。
何よりマジック熱が冷めてきたところで、構築なんてやる気にもなれないし。
あ、でも日本選手権はなんとか頑張ろうと思ってるけど。

今日実現したコンボ。
相手ライフ4、こっちのクリーチャーが2体本体に通れば勝てる状況だが、相手がっちりでかつ、《ピューターのゴーレム/Pewter Golem》が止まらずにクロックをかけられている状態。
チャンプブロックしていかなければ負けるけど、そうすると勝ち手段も失われるわけで、このままではずるずると負けてしまうパターン。
手札には《王の咆哮/Roar of the Kha》があるものの、直接どうこうできるわけでもなく。
そんなところでトップデックしたのが《レオニンのボーラ/Leonin Bola》!
自分の3体のクリーチャーをタップして相手のクリーチャーをタップ、その後に《王の咆哮》で全部アンタップして、残りのブロッカーをタップ、そしてフルパンチで勝利。
自分で意識していなかったコンボが決まって気分良かった。

昼間からやった(MOじゃない)6人ドラフトは2-1。
最終戦はマリガンしときゃ良かった、と後悔。

戦国無双

2004年3月24日 電源あり
ガンダム(今更ながら友人の別称)から戦国無双を借りる。
三国無双3は私的に期待はずれで、ろくに手をつけないまま中古屋に売り払った経緯があるので、こっちの購入には二の足を踏んでいた。
そんな状況で、借りてプレイできるのは非常にありがたかった。
買ってまでやりたくないけど、借りてならやってみたい、ってソフトは結構あるものだ。

伊達政宗でプレイすることが楽しみだったのだが、デフォで使えるキャラクターになっていないのが残念。
ガンダム曰く、デフォで使える武将二人分クリアしなければならないらしく、ちょっとうんざり。
仕方ないので明智光秀と雑賀孫市で適当にクリアして、やっとプレイ。
まさか、目からビーム出すんじゃないだろうな、と思っていたら、冗談から出た駒のように、本当にビームを出すもんだからびっくり。

久々に出社

2004年3月23日 お仕事
午前中お休み。午後から久々に国内での仕事。
大して香港で凄い事をやったわけでもないのに、事業部では思った以上に歓待さ
れて恐縮する。
まあ、自分が逆の立場だったらと考えれば納得しなくも無いのだが。

香港は45日交代で管理していくことになった。
私の業務はその間、フィリピン人の管理がメインなので憂鬱。
英語力の無さがこんなところで響いてくる。
マジックで覚えた英単語なんて、こんなところで役に立つわけも無いからナー。

それよりなにより、今後嫁さんを一人にしておく機会が多くなる。
偉そうに言えるほど日頃構ってないのだが、可愛そうでならない。
ちょっとした家庭の危機。

こんな状況を打破するためにも、管理者はこれから増やしていかなきゃならない
と思うのだが、それがいい方向に向いてくれることを願う。

だらだらと

2004年3月22日 日常
香港でひたすら休日出勤をしていたので、今日は代休を消化。
昼間は洗濯したり歯医者に行ったり、の予定だったんだけどどちらも中途半端で実現せず。
MOやったりネットを見たりで徹夜したものだから、昼過ぎまで寝て、午後は回転寿司に行って、歯医者の目の前まで行って、予約が必要だからって帰ってきてしまった。
なんだか不登校の中学生みたいだ。
敷きっぱなしの布団の温もりが最高にやばく、嫁さんが帰ってくるまでまた寝てしまう。
夕食を取った後、嫁さんの洗濯を手伝う。

新たなノートPC購入を画策中。
今後の海外出張を考慮すると、会社から支給されているPCじゃ物足りなく。
O寺にはIBMのPentiumMマシンを薦められているのだが、どうしたものか。

GP仙台とか

2004年3月21日 MTG
皮肉なことに、GP香港見学、そしてGP仙台も見学。

嫁さんを連れて仙台までドライブ。
ついでにGP仙台会場まで。
帰国が一日早ければ参加できたかもしれないのに、巡り合わせがひたすら悪いようだ。
あわよくばブードラの一回ぐらいできないものかと思ったんだけど、会場でM上くんに言われたから早々に会場を去り、嫁さんと仙台でショッピング。
自分的にはこういうのって苦手なものだったんだけど、何故か今日はぶらぶらしているだけで楽しかった。
久々の日本を感じたからだろうか?
ともあれ、嫁孝行ができたのはよかった。
で、5時半のバスに乗るために荷造りを始めようと思うものの、脳味噌が発酵しているかのような状態。
頭を振ればぐちゃぐちゃ音がしそうなぐらいだ。
仕方がないから、とりあえずベッドに寝転んで、携帯の目覚ましをかけて仮眠を取ることにする。
今になって思えば無謀としか言い様がない行動なのだけど、脳味噌がヨーグルト並になっていたんだから、正常な判断などできるはずもなかった、んだろう、多分。

で、勿論起きたら5時40分。
パニックに陥るには十分過ぎるほどの事態だ。

ええと、フライトが8時40分で、いや、本来のスケジュールから何分遅れて要るかというと、10分?
いや、全然荷造りをしていないからそれ以上だ。
とりあえず6時までに荷造りは済ませて、チェックアウトして6時10分か?
バスで空港までどれぐらい時間がかかるかわからないけど、遅れを取り戻すような交通手段はあるだろうか?
タクシー?
いや、流石に金がかかりすぎるし、こんな状況でぼられたりしたら…。

そんなことを考えながら、旅行鞄に無理やり洗濯物を詰め込んだり、風呂場から髭剃りや歯ブラシを回収したり。
本来なら、帰ってきた後にシャワーでも浴びて酒気を落とし、荷物の分別から収納までを済ませ、寝ずに5時まで過ごしてチェックアウト、だった。
大体、あれだけ深酒して6時前に起きられただけでも奇跡に近い。
なんとかチェックアウトを済ませ、タクシーで空港行きの直行便が出ている地下鉄まで行き、やきもきしながら空港でチェックイン。なんとかなった。

結局お土産なんて今まで全然買っていなかったもんだから、職場用と家族用に適当なお菓子を買って、日本では今は無きバーガーキングで朝食。無事フライトに成功。

成田までは5時間の行程なので、未だ若干残っている酒気を抜きながらの睡眠が取れるだろう。
と思って枕を後頭部につけ、座席を傾斜させる。
目を覚ませば久々の日本の地だ。

…隣の白人がうるさい。
英語のヒアリングなんて、できないんだよ。
わかんない言葉をひたすら並べ立てられ、わかったのは「中国人は可愛い、でも胸がない」ぐらい。
眠いから寝かせてくれ、って言うのも面倒になり、会話が途切れたところで目をつぶると、二の腕を掴んで起こしてくる。
三度ぐらいそんなことを繰り返し、やっと静かになった。やれやれ。

成田は雨だった。
福島は晴れていたけど、寒かった。
向こうじゃずっとシャツ1枚で過ごしていたのに。
嫁さんにカレーを作ってもらう。

香港40日目

2004年3月19日 香港
今日が香港業務最終日。
とはいえ、どうやらまた戻って来なければならないみたいだガナー。

定時(とは言っても21:30)に仕事をなんとか終えて、私と同様、明日香港を発つ偉い人の送別会、を兼ねた飲み会。
前から話には聞いていた火鍋(漢字はこれであっているんだろうか)を食べに行く。
当初4,5人だったメンバーがいつの間にか11人に。
週末の夜、11人もいきなり入れる店があるものなのだろうかと心配になるが、杞憂だった。
11人問題なく入れた上に、11個の椅子で囲んだ巨大なテーブルが用意されたのだ。
で、火鍋とはなんだったのかというと、鍋自体はかなり普通。
あらかじめ若干の白菜が入っていて、スープも味付けがされている(らしい)。
その中にありとあらゆる具材を投入していく。ただそれだけ。
ごった煮と言えば聞こえが悪いが、一応具同士の相性は考えてチョイスされているらしく、どれも美味。
ピッチャーでのビールも次から次へと代わりが運ばれてくるし、久々のお祭り騒ぎとなった。
普段、国内で仕事をしている時には、職場関係の飲み会は好きじゃなかったんだけど、海外という色々な面で制約の多い環境では職場での団結心が育まれるものらしい。
結局フラフラになるぐらいまでビール飲みまくって、肉も追加したというのに一人H$100(約1500円)で済んだ。
どうやら人数が増えれば増えるほど割安になっていくらしい。

ホテル近くのバーで二次会。
こっちでも飲みまくり、午前2時を過ぎてから帰宅。
これから帰国の準備をして、朝5時半に空港までのシャトルバスに乗るつもりなのだが。

香港39日目

2004年3月18日 香港
今日の大ニュース。

日本から交代要員で来た自社の人間曰く、
「知ってますか○○さん(私の本名)!麻原が死刑になったんですよ!」
いくら私が日本の情報に疎いからって、そんな仕打ちはないと思うなあ。
本人は気を利かせてくれたらしい。

香港38日目

2004年3月17日 香港
今まで散々私や自社を苛めてきた、協力会社の課長が、実はかの有名なゲーム会社、K栄に勤めていたことがあることが判明。
そればかりか、某腐女子向けときメモ(という形容であっているだろうか)を作っていたことが判明。
軽い感動と眩暈を覚える。

でも、そういえばAンジェリークって「スタッフが全員女性」っていう触れ込みがなかったっけか?

まあいいか。
どっちでもいい話か。

香港37日目

2004年3月16日 香港
社会のルールってのは何のためにあるのか。
と、まあそんな大それたことを考えたのにはわけがあって。

こっちの人間、自分勝手過ぎ。
察しとか、思いやりとか、遠慮とか、謙譲とか、そういうものはやつらにとって美徳じゃないんだろうか、って思うことしきり。

地下鉄に乗ろうとしたとする。
日本人は何も言わなくとも、ドアの両側に並んで降りる人を待つ。
こっちの人、降りる人も乗る人も一斉に動くし。
そんなんじゃ入り口つかえるの当たり前だろうと。
そこでちょっと考えればルールみたいなものが出来そうだろう、と。
乗る人か、降りる人か、どっちかが動き終わるのを待ってから動けばいい。
で、降りる人が先のほうが、車内に人が少なくなるだけに動きやすい。
中学生だってわかる論理だ。
それなのに、なんでお前ら我先に動こうとする?
乗る回数も降りる回数も、一緒なんだから譲ったって損することなんだぞ、と。

簡単なルールを作れば、それを守ればそりゃちょっとは不便を感じるだろうさ。
でもルールに自分も守られる、ってことをなんで考えないのか。

って、それが国民性の違いってやつですかそうですか。

香港36日目

2004年3月15日 香港
以前に「マローネ エロ」でぐぐってくる人が多い、ってことを書いたけど、最近一番多いのは「WS株式会社」だ。

そんなにみんな香港のDVDを観たいのか、と。
クソオタども、だったらみんな香港に来いよ、と。
車の運転の怖さに怯えろよ、と。
道端で急に立ち止まって彼方を見たり、井戸端会議を始める現地人にぶちぎれてみろよ、と。
大衆食堂の臭さに顔をしかめろよ、と。

つーか、犯罪だから買って日本に持ち込もうなんて考えないほうがいいとかもですよ。

香港35日目

2004年3月14日 香港
日記の内容が内面のことか食事のことばかりになっている昨今。
自分の興味の幅が狭いことは自覚していたけど、こんなんじゃ未来の自分が読み返しても退屈するだろうし、なにより現在見に来てくれる人達に申し訳ない。
とはいえ、今日も食事のこと。香港滞在もあと1週間を切ったので、もうちょっと我慢して頂きたい。

会社の近くの公園に、大量のテントが張ってある。
テントといってもキャンプに使うそれではない。
食堂の集合地となっているのだ。パッと見は寂れた遊園地の食堂。
昼休み、同僚の猛者に連れられて、そこの一つに入ってみる。
騒がしくて、汚くて、活気があって、ウェットかつワイルドだ。
テントから椅子がはみ出している。
皿から料理(という言葉は似合わないのだが)がはみ出している。
他にもありとあらゆるものがはみ出している。
デパート地下の総菜売り場のようなカウンターから、好きなおかずを好きなだけ取って、どんぶり飯をつけてH$20(約300円)。

入り慣れている猛者は、衛生面に問題があるからと言って、箸を水で洗っている。
そういや香港ガイドブックにもそんなことが書いてあったっけ。
今更そんなことをしたところで、皿自体が汚れていたら同じことじゃないか、と思うが猛者には逆らわず。

猛者は慣れた調子で店員を呼びつけ、色々注文を付けている。
「Dish!Dish!」(取り皿を要求している)
「OK!OK!」(ワイルドな店員(っていうかオヤジ)が豪快に応える)
持ってきたのはティッシュ

「NO!NO!Bowl Please!」
「OK!OK!」
持って来たのはタレの入った小皿
3回目でやっと(大きすぎる)取り皿が現れた。

食後に煙草を吸おうとする猛者。
今度はジェスチャーを披露する。
人差し指と中指を口の前で立てる、例のポーズだ。
「Ash!Ash!」
と言ってその指をテーブルに持っていき、トントンと叩く。
「OK!OK!」
出てきたのはライター。面白すぎる。もしやネタ合わせをしていたんじゃないか、と思えるほど。

ちなみに肝心の料理は、見た目に比べ意外に美味。
でも、ゆで卵は殻付きの塩漬けってのはちょっとショック。
荒っぽさと非衛生感は佐々久クラスと言えば分かる人にはわかるだろうけど、まあどうでもいいや。

ちなみに日本人は正露丸を用意した方がいい、ってのは猛者の発言。
とりあえず日記を書いてる今、お腹の調子は良好。
箸を洗ったからだろうか(笑)。

香港34日目

2004年3月13日 香港
こっちに来てから一緒に仕事をしている人が、双子の片割れということを今日知った。しかも一卵性。
今まで私には双子の知己がいなかったので、茶飲み話に根掘り葉掘り聞いてみた。

「双子で得したことってあるすか」
「これといってあるわけじゃないですけど、自分のIFを見ることができたかもしれません。
 兄は(彼は弟)煙草も吸わず、幼い頃から牛乳を沢山飲んでましたが、今でも背が低いままです。
 弟の自分は高校生の頃から煙草を吸ったし、努めて牛乳を飲むこともしなかったけど、見ての通り身長は変わんないっす」
「貴重な臨床データっすね。ところで、私にも兄弟はいるけど、同じ歳ってちょっと羨ましいっすね」
「友達感覚ですね。でも都合のいいときだけ弟になります。やばくなると、おにいちゃーん、って」
「そっくりな人間が二人いると…替え玉受験ができそう」
「その場合、恩恵を被るのは自分っすね。兄の方が断然成績がいいので」

なんだか羨ましかった。
でも、両親からすると同時期に学費や養育費が二倍かかるわけで、負担も想像に難くない。
そんなこと実際に言うほど野暮じゃないけど、自分の子供が双子だったらどうしよう、なんて心配もしたりしなかったり。

香港33日目

2004年3月12日 香港
夜勤を9時で上がり、ホテル近くの粥専門店に。
以前に横浜の中華街でピータン粥を食べてから、機会があったらまた食べてみようと思っていたので、迷わず注文。
またおばちゃんに怒られるのかとちょっと心配していたが、事なきを得た。
でも、こういう発酵とか熟成とか関わってくるような材料を使う料理ってちょっと心配。
お世辞にも日本と比べ、清潔とは言い難い国なので。
ま、私はそんなデリケートな胃をしているわけでもないので、大丈夫とは思うけど。

でも量が多すぎました。
地元民の朝食でお腹ぱんぱんになっている自分発見。
ホテルに戻ってから、メッセンジャーで職場の人にお土産のリクエストを聞く。
まとまった時間が取れるのは、実は今日で最後。
夜勤から日勤の切替日なので、明日の午後出勤まではOFFなのだ。

で、リクエストの内容はというと。

・ジャッキーチェンのサイン
 (サモハンキンポーでも可。偽物でも可)
・カエルの置物

私にどんな店に行けばいいのか教えて下さい。

香港32日目

2004年3月11日 香港
自らオタクを名乗るには、ある程度の覚悟が必要だと思う。
オタクのネガティブな面も含めた上で、自らの業みたいなものを受け入れなきゃならない。
だから、オタクであることの後ろめたさもなしに、あっけらかんと言われると、なんとも言えない違和感と怒りを感じる。
しかも、そういうやつに限って濃さのかけらもなく「萌え」って言ってりゃいいもんだと思っていやがる。
萌えならまだいいけど、ファッションだかサブカルだかの方法論でオタを名乗るやつはもう拳がプルプルもんだ。

で、なんでこんなことを書いてるかっていうと、職場で、自らオタを名乗ってるやつが全然薄かったからだ。

「エヴァンゲリオンは全然わけわかりませんでした」
(飛び飛びでしか観なかったらしい)
「なんとかガンダムもシンクロするんでよね」
(Gガンダムのことを言っているらしい。シンクロ?)
「キャッツアイも見ましたよー」
(だから?っていうか微妙過ぎ)

なんとも我慢できなかったんだけど、そこは堪えて適当に話を合わせて。
でもって今、外に発散してストレス解消を。子供みたいだ。俺。

読む文章じゃないですね。忘れて下さい。

香港31日目

2004年3月10日 香港
全身に鉛が蓄積されてきているような、気怠さが。
理不尽な労働時間もさることながら、栄養の偏りも原因だと思う。
ちゃんとしたものが食べたいなあ、と思う昨今。特に野菜。
こっちは生野菜を食べる文化がないのか、それとも生水が危ないように生野菜も危ないのか。
ああ、無性にサラダが食べたい。
とりあえず、20日には帰国できる。ほぼ確定。
あと10日、頑張ろう。

日本人の美徳は、察しと思いやりなんだなあと最近思う。
傍若無人な地元民のなんと多いことか。
道を塞いで立ち話に興じる人もいれば、電車で大声で話しまくる人もいる。
外交上の問題は言わずもがな。
日本ってなんだかんだで素晴らしい国のような気がしてきた。
自分が飲み慣れた水を変えられないだけかもしれないけど。

香港30日目

2004年3月9日 香港
今日も中華屋のおばちゃんに怒られた。
広東語はもとより、英語すら話せない日本人に、おばちゃんは容赦がない。
おばちゃんですら英語を使って怒る。
日本のおばちゃんは英語で怒ったりしないだろうなあ。
ヒアリングがかなわない部分に関しては文脈から推測するしかないのだが、
朝食にお粥と焼きそばのセット
があるってのは推測できないと思います。

結局、よくわからないやりとりの末にヌードルを注文したのだが、やっぱり出てきたのは出前一丁。・゜・(ノД`)・゜・。
目玉焼きがのっていたが、そんなものが慰めになるわけでもなく、いや、かえって悲哀を誘う。

あらゆる意味で香港での負け組だ。絶対。
こっちの人間は愛想笑いをしない。
いや、逆に言えば世界じゃ日本人ぐらいしか愛想笑いしないんだろうか?

毎日高い物ばかり食ってちゃいけないから、って思い、地元の大衆食堂に入ったと思いねえ。
店の外に出ているメニューは英語も併記してあるから、英語が通じると思って不思議はない。
で、炒飯っぽいやつを(片言の)英語でオーダーすると、5割ぐらいの確率で
「ホンニャハララアチョーアチョー」
って言われるわけだ。
こっちには中国武術の心得などないわけだから、一生懸命英語のメニューを連呼するわけなのだが、そんな技が通じるわけもなく。
メニューを持ってこさせて"This one!"って言うしかなくなる。

まあ、それはいいとして、そんな状況の時、店員は笑みのひとつも浮かべないのだ。
文字通り、怪訝な顔をする。うざそうな顔をする。
これが逆の立場だったとしたら、日本人は曖昧な笑みを浮かべながら一生懸命対応しようとするんじゃないだろうか。
うざいなあ、って思いながらも。
誰もが真実を映し出す心の鏡を持つわけじゃないんだから、表面的でも愛想ぐらいよくしてくれたっていいじゃないか。
こっちは疲れてるんだから、気持ちよく飯ぐらい食わせてくれよ。

と、まあ勝手な外人はそう思うわけですよ。

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DDD

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