大学を卒業するまではそんな感じで、S木と2人でプレイしたり国見のチャンプの家に行ったりしてマジックライフを過ごしていた。

年が明けてもホームランドはほとんど買わなかった。

最弱エクスパンションといえばプロフェシーがまず挙げられるが、ホームランドもなかなかの弱さで、
「使ったことがないカードがあればとりあえずデッキに入れて試してみる」
ほどマジックに飢えていた当時ですら持て余した。

結局、《Spectral Bears》《鋸刃の矢/Serrated Arrows》《Ihsan’s Shade》ぐらいしか使わなかった。
《Ihsan’s Shade》は、堕落して《黒騎士/Black Knight》になったセラ・パラディンというフレーバーと、
《稲妻/Lightning Bolt》《剣を鍬に/Swords to Plowshares》《恐怖/Terror》
という一連のメジャー除去で死なないという除去耐性から、一時期は使われたが当時にしても6マナは重く、
カウンターされる、
《Hymn to Tourach》で落とされる、
プレイする前に《ハルマゲドン/Armageddon》を撃たれる、
プレイしたものの《支配魔法/Control Magic》で奪われる、
と散々だったと思う。

今思えば《記憶の欠落/Memory Lapse》あたりはもっと使われてしかるべきカードだったのだが、当時は
「結局引かれてしまうんだから、意味がないじゃない!?」
という評価だった。
「《石臼/Millstone》とコンボ!」
なんて考えていた自分の感性が疑わしい。

96年3月から、当時の実家(両親が住んでいる家を実家というなら実家だ)の八戸に戻った。
八戸ではマジックの取り扱いに熱心だった模型屋のUFOにお世話になることになる。

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DDD

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