高校生の時分グインサーガは読んだ。40巻あたりで挫折したけど。

当時自分は文芸部に所属してたんだけど、いけすかない部員の一人は「小説道場」をバイブルに「これを読まなきゃ小説書いちゃいかん」みたいなことを言っていて、意地でも読んでやるもんかと意固地になったりもした。

女子の部員は耽美とか言ってたけど要するにホモだろ、ホモ見て騒いでなんなのお前ら、みたいな気分にもなったりした。
「ホモが嫌いな女子なんていません!」
を笑って受け入れられるのは大人になったからなのか、と今では思う。

正直グインは始めの10巻までしか面白くなかったし、宮殿の陰謀劇だの例の耽美っぽい描写だのがあって嫌気をさしてたんだけど、それでもある程度読み続けたのは若かったからなんだなあとも思う。

「映画監督になる」って青臭いこと言ってた、あのいけすかない部員は今どうしてるんだろう。

ただの嫌な自分語りになってしまったけど、まあいいか、日記だし。

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