頼むよ
2003年10月24日会社を休む。
土日出た分の代休を消化する意味では、まあいいんじゃないかと自分に言い聞かせる。
まあ、本当に体調不良なんだけど。
で、家でごろごろしてるのに退屈してきたので、昼過ぎに近所のビデオ屋まで足を運ぶことにする。
店の前で、駐車にまごついている先客がいたもんだから、ちょっと様子を伺うと、50歳を越えているだろうと思われるおばちゃんが運転していて、30過ぎの男が助手席に座っている。
いつもなら気に留めることではないのだが、30男の挙動がちょっと変。
周囲をきょろきょろ見回していたり、目がうつろだったり。
服装も30男にしては微妙な違和感を感じる。
中学生がそのまま体だけ大人になったような、そんな服装だ。
車を停めると、駆け足で店内に入っていった。
それを追う母親(だろう、多分)。
男は店内に置いてあるかごを手に取ると、エロビコーナーへ一直線。
店までの道中、私は自分の借りるビデオで意識が埋まっていたのだが、もうそんなことはどうでもよくなっていた。
この男がなにを借りるのか、それが知りたい。
気取られないように、若干先回りをする。
もう、何をやってるんだろうな、俺、と心中自分で自分にツッコミを入れる。
しかし敵もさることながら、半径3メートル以内に誰も寄せ付けようとしない、というか目すら合ってないのに逃げるし。
結局、自分の借りるビデオを探すことにする。
もともと観たいビデオがあったからここに来たわけではないので、あっちをうろうろこっちをうろうろするだけで時間が過ぎてしまう。
結局、マクロスゼロ1,2話を手にとってカウンターに持っていくと、丁度男が前に並んでいた。
横から母親が千円札を手渡している。
心が痛くなった。
駐車場で見たときから薄々感じていたけど、この男、ひきこもりかそれに近い何かなんだと思う。
平日の昼間に母親が運転する車に乗ってビデオ屋に来て、エロビを借りて母親に支払いをさせる…。
私は大学を卒業してから、就職せずにぶらぶらしていた時期があったので痛いほど分かる。
本当に気の毒なのは、本人ではなく、母親だ。
なんとかしてくれ。
土日出た分の代休を消化する意味では、まあいいんじゃないかと自分に言い聞かせる。
まあ、本当に体調不良なんだけど。
で、家でごろごろしてるのに退屈してきたので、昼過ぎに近所のビデオ屋まで足を運ぶことにする。
店の前で、駐車にまごついている先客がいたもんだから、ちょっと様子を伺うと、50歳を越えているだろうと思われるおばちゃんが運転していて、30過ぎの男が助手席に座っている。
いつもなら気に留めることではないのだが、30男の挙動がちょっと変。
周囲をきょろきょろ見回していたり、目がうつろだったり。
服装も30男にしては微妙な違和感を感じる。
中学生がそのまま体だけ大人になったような、そんな服装だ。
車を停めると、駆け足で店内に入っていった。
それを追う母親(だろう、多分)。
男は店内に置いてあるかごを手に取ると、エロビコーナーへ一直線。
店までの道中、私は自分の借りるビデオで意識が埋まっていたのだが、もうそんなことはどうでもよくなっていた。
この男がなにを借りるのか、それが知りたい。
気取られないように、若干先回りをする。
もう、何をやってるんだろうな、俺、と心中自分で自分にツッコミを入れる。
しかし敵もさることながら、半径3メートル以内に誰も寄せ付けようとしない、というか目すら合ってないのに逃げるし。
結局、自分の借りるビデオを探すことにする。
もともと観たいビデオがあったからここに来たわけではないので、あっちをうろうろこっちをうろうろするだけで時間が過ぎてしまう。
結局、マクロスゼロ1,2話を手にとってカウンターに持っていくと、丁度男が前に並んでいた。
横から母親が千円札を手渡している。
心が痛くなった。
駐車場で見たときから薄々感じていたけど、この男、ひきこもりかそれに近い何かなんだと思う。
平日の昼間に母親が運転する車に乗ってビデオ屋に来て、エロビを借りて母親に支払いをさせる…。
私は大学を卒業してから、就職せずにぶらぶらしていた時期があったので痛いほど分かる。
本当に気の毒なのは、本人ではなく、母親だ。
なんとかしてくれ。
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