青

2003年9月5日

以前に日記に書いたとおり「アヴァロンの鍵」は全然手をつけていないのだが、先日マジックアカデミーのためにゲーセンに行ったら、テンペストあたりで引退していたマジック仲間がちらほら集まっていた。
結構やりこんでいるらしい。
自分はやらないけど、なんだか嬉しい。

それはそうと、GP横浜でのマジッククイズショー＆トークショーでランディ・ビューラーが言ってた事を思い出した。
「青は弱くする」って。
確か、《対抗呪文/Counterspell》が基本セットから落ちたことに対して、青の復権はあるのか、という質問に対しての回答だった。

青は弱くする。
今まで青が弱い時代というのはなかったので、これからは青はほどよく弱くして、それでも使う人が残るぐらいのバランスにしていく。
青が弱い環境をしばらく続けたら、青をまた強くする（かもしれない）。
※超意訳なので話半分で理解してください

考えてみれば、青は確かにずっと強かった。
いや、少なくとも現状はまだ強い。

◆現環境
　青に依る面は他のコントロールに比べれば少ないかもしれないが、ウェイクは健在。

◆7th，OnBC，OdBC
　サイカが磐石を誇っていたのは言うまでもなく。

◆7th，OdBC，IBC
　さらにサイカが強かった時期。
　《嘘か真か/Fact or Fiction》
　《排撃/Repulse》
　《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar》
　などなど。

◆7th，IBC，MBC
　ネザーゴーとか、ゴーマーとか。
　カウンターレベルとか。

◆6th，IBC，MBC
　上と一緒？

◆6th，MBC，UBC
　Accブルーとか。青茶単とか。アグロブルーとか。

◆6th，UBC，TBC
　ビッグブルー、ユーロブルーとか。

◆それ以前
　カウンターポスト、カウンターハンマーとか。
　アライアンス（Force of Will，Arcane Denial）、ミラージュ(Dissipate)以降から良質のカウンターが環境に2，3種類は存在するようになった。

ま、確かにここらで青が弱い環境があってもいいかも。
絶えず変化していくのがマジックだとしたら、今まで青は優遇されていたと考えることもできる。
そんなこと言うと、カウンターこそがマジックの醍醐味、その駆け引きがなくなったらそれはマジックではない、とまで言う青信者もいそうだが、個人的には奥の深さと選択肢の広さは非カウンターのクリーチャー戦の方が上だと思う。
除去が飛び交う構築戦ならいざしらず、リミテッドのクリーチャー戦の難しさはカウンター合戦の比ではないと思うのだが。
Wizardsがリミテッド的なクリーチャー戦を構築でもやらせようとしているのなら、それはそれでちょっとうんざりするのも否定できないけど。